こんにちは〜ららぽてすらです♫今日は、東洋占星術のひとつである「紫微斗数(しびとすう)」について、詳しくご紹介します!
日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、中国では非常に有名で、長い歴史を持つ占術です。このブログでは、紫微斗数がどういったものなのか、どのように使うのか、また何がわかるのかをわかりやすく解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください!
紫微斗数とは?
紫微斗数は、北宋時代に発展した中国の伝統的な占星術のひとつです。西洋占星術が太陽や月、惑星の位置を用いるのに対し、紫微斗数は星の位置やその配置に基づいて人の運命や性格、未来の出来事などを読み解くものです。そのため、個々の星の動きや配置が非常に重要で、それらの組み合わせによって多くのことが占えます。
「紫微」という言葉は、紫微星(しびせい)と呼ばれる星の名前から来ています。この星は、北斗七星の近くにある「天帝星」としても知られ、中国占星術では天帝の象徴として非常に重要な役割を果たします。また「斗数」は「星の数」という意味で、星の配置や数をもとに占うことからこのように名付けられています。
紫微斗数の占術の基本
紫微斗数は、生年月日と生まれた時間(時刻)をもとに、運命を読み解くための命盤(チャート)を作成します。この命盤は、12の宮(パレス)と、それぞれの宮に配置される14の主星と数多くの副星から成り立っています。以下は、紫微斗数の基本的な要素です。
1. 命盤(めいばん)
命盤は、12の宮に分かれており、それぞれの宮が異なる運命の側面を象徴します。例えば、「命宮(めいきゅう)」はその人の基本的な性格や運命を表し、「財帛宮(ざいはくきゅう)」はお金や財産に関することを示します。
2. 主星(しゅせい)と副星(ふくせい)
紫微斗数には14の主星と多くの副星があります。それぞれの星が持つエネルギーや特徴により、占われる人の運命や人生の側面が変わります。主星の中でも、特に重要なものには「紫微星」「天府星」「武曲星」などがあり、それぞれが異なる意味を持っています。
3. 宮(パレス)
12の宮は、運命の異なる側面を象徴するエリアです。それぞれの宮には、命、兄弟、夫妻、子女、財帛、疾厄、遷移、奴僕、官禄、田宅、福徳、父母の名前が付けられており、人生のさまざまな側面を表しています。
4. 星の配置
星の配置は、その人の生まれた時間や場所によって決まります。それぞれの星がどの宮に配置されるかによって、性格、運勢、人生の展開が大きく異なります。
紫微斗数でわかること
紫微斗数を使うと、以下のようなことがわかります。
- 性格や才能の把握:命宮に配置された星の種類やその組み合わせによって、その人の性格や生まれ持った才能がわかります。
- 仕事やキャリアの運勢:官禄宮に配置された星によって、その人のキャリアや仕事運、職場での人間関係などが見えてきます。
- 恋愛や結婚の運勢:夫妻宮の星の配置から、恋愛傾向や結婚運、パートナーとの関係性などを占うことが可能です。
- 金運や財産の運勢:財帛宮の星を見ることで、お金に対する考え方や金運、資産運用のタイミングなどがわかります。
- 健康運や体質:疾厄宮の星の配置によって、その人の体質や健康運、注意すべき病気などがわかるとされています。
紫微斗数の使い方
紫微斗数の占いを行うには、まず命盤を作成する必要があります。これは、専門的な知識が必要で、一般的には紫微斗数の占い師に依頼するか、紫微斗数の命盤作成ソフトウェアを利用することで作成することができます。
(※ららぽてすらの手作り命盤では、簡易的なので真剣に調べたい場合本格的な命盤作成ソフトウェアの利用をオススメします。)
命盤ができたら、それぞれの宮に配置された星の種類や組み合わせ、星が持つ意味などを読み解きます。そして、それらを総合的に判断して、その人の運命や未来の出来事を予測します。非常に奥が深く、一度覚えたら一生使える占術といえるでしょう。
まとめ
紫微斗数は、古代中国から伝わる高度な占星術であり、その複雑な星の配置と意味によって人の運命や未来を読み解くことができます。自分自身や他者の性格、運勢、将来の展開を知るための手段として、紫微斗数は非常に興味深く有用なものです。ぜひ、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
簡易紫微斗数命盤