こんにちは〜ららぽてすらです!
今日は、多くの研究者やデータアナリストが愛用する統計手法、ANOVA(分散分析) についてお話します。
1. ANOVAって何?
ANOVAは、「Analysis Of Variance」の略で、「分散分析」と訳されます。この名前からもわかるように、分散を分析して何かを知る手法なんです!
2. どんな時に使うの?
たとえば、3種類の異なるダイエット方法を人々に試してもらい、1ヶ月後の体重減少量の平均を比較したいとき。どの方法が最も効果的かを知りたいときに、ANOVAが大活躍!
3. 何がわかるの?
ANOVAを使うと、3つ以上の群(今回の例ではダイエット方法)の間で、体重減少量の平均に有意な差があるかを判断できます。言い換えると、「3つのダイエット方法の効果には差があるか?」という疑問に答えられるんです。
ただし、どの方法とどの方法の間に差があるのかは、ANOVAだけでは教えてくれません。そこで、もし差があると判明したら、次は「事後検定」という手法を使って、具体的な差を見つける探偵活動を開始します!
項目 | 説明 |
---|---|
目的 | 3つ以上の群の平均値に有意な差があるかどうかを検定する。 |
計算式 | F値 = (群間の分散) / (群内の分散) 群間の分散 = Σ(ni * (群の平均 - 全体の平均)^2) / (k - 1) 群内の分散 = ΣΣ(yij - 群の平均)^2 / (N - k) |
使用する状況 | 複数の群間で平均値の違いが統計的に有意かどうかを知りたいとき。例:薬の効果を3つ以上の異なる治療群で比較する場合など。 |
注意点 | ANOVAは群間の差を検出できるが、具体的にどの群とどの群の間に差があるかは示してくれない。そのため、有意な差が検出された場合は事後検定が必要。 |