ららぽてすらブログ

ららぽてすら

損益計算書(PL)のポイント:ビジネスの健康診断を一目で!✌️

こんにちは〜ららぽてすらです♪

ビジネスの世界には多くの数字やレポートが飛び交いますが、その中でも特に重要なのが「損益計算書」、略してPLです。これ一つで企業の健康状態が一目でわかるんですよ。今回はPLの基本をわかりやすく解説します!

 

1. 売上高(収益)

これは企業の主力となる商品やサービスを販売して得た収入のこと。企業の活動の成果が具体的に数字で示されています。

2. 売上原価

商品を作るためや、サービスを提供するための直接的なコスト。これを引くことで、実際にどれだけの利益が出たのかが見えてきます。

3. 売上総利益

売上からその原価を引いた金額。これが、商品やサービスを販売することで得られる基本的な利益です。

4. 販売費及び一般管理費 (SG&A)

商品を売るためや、会社を運営するための経費。広告や人件費、オフィスの家賃など、日常的な出費がここに集まります。

5. 営業利益

売上総利益からSG&Aを引いたもの。これは、本業である商品やサービスの販売からどれだけの利益を上げられたかを示しています。

6. その他の収益と費用

主業務以外での収益や費用。例えば、投資からの収入や、融資の利息などが含まれます。

7. 税引前当期純利益

ここまでの全ての収益と費用を合計したもの。税金を考慮する前の企業の利益と言えます。

8. 税金

企業が国や自治体に支払う税金。これを引くことで、実際に企業が手にする利益が見えてきます。

9. 当期純利益

最終的な利益。これが企業の実力を示す数字と言っても過言ではありません。

 

PLを見ることで何がわかるの?

PLをチェックすることで、企業の「収益性」や「コスト構造」、「利益の出どころ」など、その健康状態を一目で把握することができます。定期的にこのPLを確認し、適切な経営判断を下すことで、企業はより健全な成長を遂げることができるのです。

次回もお楽しみに!

 

 

項目名 計算式/ロジック 内容・手法 使用時の目的・意味
売上高(収益) - 商品やサービスの販売収入 企業の基本的な収入の状態を確認するため
売上原価 - 生産または購入の直接コスト 売上からどれだけの原価がかかっているかを知るため
売上総利益 売上高 - 売上原価 商品販売による基本的な利益 基本的な利益率やマージンを計算するため
販売費及び一般管理費 (SG&A) - 営業・管理関連の経費(広告、人件費、賃貸料など) 企業の運営にかかる経費を管理するため
営業利益 売上総利益 - SG&A 主業務から得られる純利益 企業の基本的な収益性を確認するため
その他の収益と費用 - 主業務外の収益や費用 非中心的な活動からの収益やコストを確認するため
税引前当期純利益 営業利益 + その他の収益 - その他の費用 すべての活動からの利益(税金前) 企業の全体的な収益性を確認するため
税金 - 法人税、住民税、事業税などの税金 企業が税として支払うべき金額を確認するため
当期純利益 税引前当期純利益 - 税金 最終的な純利益 企業が実際に得られる収益を確認するため